DIYリノベ事例集

「おかえり」がもっと楽しくなる!玄関ドア内側をリメイクシートで手軽にDIY事例

Tags: 玄関ドア, リメイクシート, DIY, 初心者, 模様替え

毎日使う場所だからこそ気分を上げたい!玄関ドア内側DIY

玄関ドアは、外出時、そして帰宅時に必ず目にする場所です。家の顔とも言える場所ですが、意外と無機質だったり、長年の使用で傷や汚れがついてしまったりしているケースも少なくありません。

大規模な工事を伴わずに、この玄関ドアの内側の印象を手軽に変えることができたら、毎日の出入りがもっと楽しくなるはずです。ここでは、そんな願いを叶える、玄関ドア内側をリメイクシートでDIYした事例をご紹介します。

リノベーション前の状態:シンプルで少し寂しい印象の玄関ドア

今回の事例の玄関ドアは、賃貸物件によくあるような、シンプルな金属製のドアでした。特に大きな不具合はありませんでしたが、色は単色で、長年使っているうちに小さな傷や汚れが目立ってきていました。

玄関全体の雰囲気も、このドアのせいで少し殺風景に感じられるのが悩みでした。家に帰ってきたときに「ただいま」と言う場所として、もう少し温かみや自分らしさが欲しい、そう感じていた状態です。

使用した材料と道具、そしてDIYのステップ

このリノベーションで使用した主な材料は、お好みのデザインのリメイクシートです。今回は木目調のシートを選び、温かい雰囲気を演出することを目指しました。その他、必要な道具は以下の通りです。

基本的な手順は以下の通りです。

  1. 清掃: まず、ドア表面の埃や汚れを丁寧に拭き取ります。油汚れなどがあるとシートの粘着力が弱まるため、念入りに行います。
  2. 採寸: ドア全体のサイズと、シートを貼りたい部分のサイズを正確に測ります。ドアノブや覗き穴などの位置も確認しておきます。
  3. シートのカット: 採寸したサイズに合わせて、リメイクシートをカッターやハサミでカットします。少し大きめにカットしておくと、後で微調整がしやすくなります。
  4. 貼り付け: シートの裏紙を少しずつ剥がしながら、ドアに貼り付けていきます。中心から外側に向かってスキージーを使い、シートとドアの間に空気が入らないように丁寧に押し出していきます。大きな面から貼り始め、最後に細かい部分を仕上げるのがおすすめです。
  5. 仕上げ: ドアノブ周りやドアの端など、余分なシートをカッターでカットします。ドアの形状に合わせて切り込みを入れるなどの工夫が必要な場合もあります。

初心者でも安心!成功のためのポイントと工夫

このDIYは、初心者でも比較的取り組みやすいのが特徴です。特に、失敗を防ぐためのポイントと工夫をご紹介します。

大きな失敗のリスクが少なく、使用する道具も特別なものは不要なため、DIY初心者の方が最初のステップとして挑戦するのに適した事例と言えるでしょう。費用もシート代が主なので、予算を抑えてできる点も魅力です。

リノベーション後:温かく、気持ちよく迎え入れてくれるドアへ変化

リメイクシートを貼り終えた玄関ドアの内側は、Beforeの状態とは全く違う印象になりました。選んだ木目調のシートのおかげで、冷たい金属の質感が隠れ、温かみのある空間に生まれ変わりました。

Beforeで気になっていた傷や汚れもすっかり隠れ、見た目が非常に綺麗になりました。何よりの変化は、家に帰ってきたときに感じる「ほっとする」ような感覚が増したことです。以前はただの「ドア」でしたが、Afterでは自分好みのインテリアの一部となり、温かく迎え入れてくれるように感じられます。

来客があった際にも、「おしゃれになったね」と褒められることが増え、DIYしたことへの満足感も非常に高いです。

まとめ:身近な場所から始めるDIYの楽しさ

玄関ドアの内側という、日常の中で何度も目にする場所のDIYは、空間全体の雰囲気を変える大きなインパクトがありながら、比較的少ない手間で実現可能です。

特別な工具や難しい技術は必要なく、今回ご紹介した事例のようにリメイクシートを使えば、DIY初心者の方でも理想の空間に近づけることができることをお分かりいただけたのではないでしょうか。

失敗を恐れずに、まずは身近な場所から少しずつ変化させていくこと。その小さな一歩が、毎日の暮らしをより豊かに、そして自分好みの空間を作る楽しさにつながります。ぜひ、ご自宅の玄関ドアの内側にも注目してみてください。