古いコンセントカバーが見違える！交換するだけ簡単DIY事例
手軽なのに効果絶大！コンセントカバー交換DIY
お部屋の雰囲気を少し変えたいけれど、大掛かりなリノベーションはハードルが高いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。そんな時におすすめなのが、コンセントカバーの交換です。毎日必ず目にするコンセントカバーを変えるだけでも、お部屋の印象はぐっと変わります。今回は、古いコンセントカバーを見違えるように交換したDIY事例をご紹介します。驚くほど手軽で、初めてのDIYにもぴったりの方法です。
Before：長年の使用で古くなったコンセントカバー
事例のお宅では、設置から長い年月が経過し、コンセントカバーが日焼けや汚れでくすんでしまっていました。壁の色とも馴染まず、どこか生活感が出てしまっている点が気になっていたそうです。機能的には問題ありませんでしたが、見た目が古びていることで、お部屋全体の雰囲気を損ねていました。特に白い壁に設置されたプラスチック製のカバーは、汚れや黄ばみが目立ちやすいものです。
DIYのプロセスとポイント
コンセントカバーの交換は、特別な技術が必要なく、比較的短時間で完了できるDIYです。
使用した材料と道具
- 交換用の新しいコンセントカバー（今回はシンプルなデザインのプラスチック製を選択）
- マイナスドライバー（またはコンセントカバー交換用の専用工具）
- （安全のため）検電ドライバー
- （あれば安心）絶縁手袋
交換用のコンセントカバーは、ホームセンターやインターネット通販で様々なデザインのものが販売されています。シンプルなものから、木目調、メタル調、色付きのものなど、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。価格帯も幅広く、数百円から購入可能ですので、予算に合わせて選びやすい点も魅力です。
基本的な手順概要
- 最も重要な安全確認（ブレーカーOFF）： 作業を行う箇所のブレーカーを必ず落として、家全体の電源を切ります。これを怠ると感電の危険があります。絶対に忘れないでください。 検電ドライバーがあれば、コンセントの穴に差し込んで電気が来ていないことを確認するとより安全です。
- 古いカバーの取り外し： ドライバーを使って、古いコンセントカバーを固定しているネジを2箇所外します。ネジは小さいため、紛失しないように注意が必要です。ネジが外れたら、カバーをゆっくりと壁から外します。
- 新しいカバーの取り付け： 新しいコンセントカバーを、元の位置に合わせてネジ穴を合わせます。外した時とは逆に、ドライバーを使って付属のネジでしっかりと固定します。ネジは締めすぎるとカバーが割れることがあるため、適切な力加減で固定してください。
- ブレーカーON： 作業が完了したら、落としたブレーカーを元に戻します。
初心者・低予算で実現するためのポイント
- 安全第一: 何よりもブレーカーを落とすことが重要です。安全が確保できれば、あとは簡単な作業です。
- 工具は最低限: マイナスドライバー1本あれば作業は可能ですが、コンセントカバー交換用の工具を使うとより簡単にネジを回せます。
- カバー選び: 安価なプラスチック製でも、色やデザインを変えるだけで印象は大きく変わります。高価な素材を選ばなくても十分効果が得られます。
- 複数箇所同時交換: 一箇所だけでなく、同じ部屋のコンセントカバーをまとめて交換すると、より統一感が出て雰囲気が向上します。まとめて購入すれば費用も抑えられます。
苦労した点
この事例では、古いカバーのネジが錆びて固くなっていた箇所があったそうです。無理に回すとネジ山を潰してしまう可能性があるため、慎重に力を加えて回しました。もしネジがどうしても回らない場合は、無理せず専門家に相談することも検討しましょう。
After：見違えるほどすっきりした空間に
新しいコンセントカバーに交換したことで、Beforeのくすんだ印象が完全に払拭されました。選んだカバーは、壁の色に近いシンプルな白色だったため、悪目立ちすることなく空間に馴染み、すっきりとした印象になりました。
たった一つ、小さなコンセントカバーを変えただけですが、視界に入るたびに古さが気になっていた場所が綺麗になり、お部屋全体が明るく清潔になったように感じられる効果が得られました。毎日使う場所だからこそ、こうした小さな変化が大きな満足感につながります。
まとめ：小さな一歩で大きな変化を
コンセントカバーの交換は、特別な知識や技術、高額な費用を必要としない、DIY初心者の方に非常におすすめのプチリノベーションです。安全対策だけはしっかりと行う必要がありますが、作業自体は驚くほど簡単です。
お部屋の古さが気になっている、雰囲気を少し変えたい、でも何から始めて良いか分からない、という方は、まずコンセントカバーの交換から始めてみてはいかがでしょうか。小さな一歩が、お部屋をより快適で心地よい空間に変えるきっかけになるはずです。ぜひ、お好みのコンセントカバーを見つけて挑戦してみてください。