DIYリノベ事例集

見違える!洗面所の古い床をクッションフロアで簡単DIY事例

Tags: 洗面所, 床DIY, クッションフロア, 初心者向け, セルフリノベ

洗面所の床を手軽に変えて空間全体をリフレッシュ

洗面所は毎日の生活で頻繁に使用する場所ですが、床の汚れや古さが気になることはありませんか。面積が狭い空間だからこそ、床の印象が変わるだけで空間全体が大きく見違えます。

この記事では、古い洗面所の床を手軽なDIYで明るく快適な空間に変身させた事例をご紹介します。特に、初心者でも比較的扱いやすいクッションフロアを使ったDIYに焦点を当てています。特別な技術は不要で、材料費も比較的抑えられる方法です。

Before: 古さが目立ち、掃除も大変だった洗面所の床

リノベーション前の洗面所の床は、建築当初から使われていた既存のシート材でした。長年の使用により、表面には細かな傷や汚れが蓄積し、全体的にくすんだ印象になっていました。特に水回りという性質上、汚れがこびりつきやすく、掃除をしてもなかなか綺麗にならないことが悩みでした。デザインも古く、空間全体が暗く感じられる一因となっていました。この古い床を変えることで、洗面所をもっと快適で心地よい空間にしたいと考えました。

DIYのプロセスとポイント

この事例では、既存の床材の上からクッションフロアを重ねて貼る方法でDIYを行いました。この方法の最大の利点は、既存の床を剥がす手間がなく、比較的簡単に施工できる点です。

使用した主な材料と道具

基本的な手順の概要

  1. 床の掃除: まず、既存の床をしっかりと掃除し、ホコリや汚れ、油分を取り除きます。水分が残らないようによく乾燥させます。
  2. 型紙作り: 洗面所のように複雑な形状の床の場合、クッションフロアを正確にカットするために型紙を作るのがおすすめです。新聞紙などを床に敷き詰め、壁や配管の形に合わせてカットして型紙を作成します。
  3. クッションフロアのカット: 作成した型紙に合わせて、クッションフロアを裏側からカッターナイフで慎重にカットします。一度で切りきろうとせず、複数回に分けてカットときれいに仕上がります。大きなシートを扱う際は、広い場所で作業しましょう。
  4. 仮敷き: カットしたクッションフロアを床に仮敷きし、サイズや柄の合わせ方を確認します。必要に応じて微調整のカットを行います。
  5. 貼り付け: クッションフロアの裏面に、両面テープを端や中央部分に貼ります。隙間なくしっかりと貼ることで、めくれを防ぎます。専用の糊を使用する場合は、床面に均一に塗布します。
  6. 圧着: クッションフロアを床に貼り付けたら、ヘラやローラーを使って中心から外側に向かってしっかりと圧着し、空気を抜きます。
  7. 仕上げ: 壁際や巾木との取り合い部分をヘラで押さえつけ、余分な部分があればカッターナイフでカットします。

初心者でも取り組みやすいポイントと工夫

After: 明るく清潔感あふれる快適な洗面所へ

クッションフロアを貼り終えた洗面所は、以前とは見違えるほど明るく清潔な空間に生まれ変わりました。選んだクッションフロアは、既存の壁の色や洗面台のデザインにも馴染む、温かみのある木目調のデザインです。

新しい床は見た目が美しくなっただけでなく、機能面でも大きな改善がありました。表面がフラットで汚れがつきにくく、水や洗剤でサッと拭くだけで簡単に綺麗になるため、日々の掃除が格段に楽になりました。足触りも冷たさが軽減され、より快適な空間になりました。

洗面所の床が変わったことで、空間全体の雰囲気が明るくなり、毎朝の準備や夜のお風呂の時間など、洗面所を使うたびに気持ちが明るくなります。小さなスペースのDIYでしたが、得られた満足感は非常に大きかったです。

まとめ: 手軽な床DIYで日々の暮らしに変化を

洗面所の床をクッションフロアでDIYする事例をご紹介しました。複雑な工程はなく、材料費も比較的安価に抑えられるため、DIY初心者の方でも挑戦しやすいリノベーションです。型紙を使ったカットや両面テープの活用など、いくつかの工夫をすることで、失敗のリスクを減らしながら理想の空間を実現できます。

毎日使う場所だからこそ、快適でお気に入りの空間にしたいものです。まずは洗面所のような小さなスペースから、床のDIYに挑戦してみてはいかがでしょうか。きっと、想像以上の変化と達成感を得られるはずです。