DIYリノベ事例集

見違える!トイレタンクを隠してスッキリおしゃれ空間にする簡単DIY事例

Tags: トイレDIY, タンクカバー, 簡単DIY, プチプラDIY, 目隠しDIY

トイレタンクの生活感をオフ!手軽に実現するおしゃれ空間

トイレ空間は、限られたスペースながらも日々の生活に欠かせない場所です。特にトイレタンクは、機能的ながらもその見た目が生活感を出しやすく、空間全体の雰囲気を損ねてしまうことがあります。

今回ご紹介するのは、そんなトイレタンクをDIYで隠し、スッキリと見違えるおしゃれな空間に変えた事例です。大がかりな工事は一切なく、初心者の方でも比較的取り組みやすい方法で実現しています。

Before:むき出しのタンクが気になる空間

リノベーション前のトイレは、一般的なむき出しタイプのトイレタンクが設置されていました。機能としては十分ですが、配管なども見えてしまい、どこか生活感を感じさせる状態でした。

小物を飾るにも、タンクの形状が邪魔になりやすく、殺風景な印象になりがちでした。このタンクの存在感をなくし、もっと居心地の良い空間にしたいという思いが、今回のDIYのきっかけです。

DIYのプロセスとポイント:シンプルな構造と材料で挑戦

この事例では、トイレタンク全体を覆う簡単なカバーを木材で製作しました。特別な工具や技術は不要で、ホームセンターで手に入る材料を中心に進められています。

使用した主な材料

使用した主な道具

基本的な手順概要

  1. 採寸と設計: トイレタンク本体や周辺の配管を正確に採寸します。タンクの幅、高さ、奥行きはもちろん、壁からの距離や配管の位置も確認し、カバーのサイズと形状を決めます。上部を開閉式にするか、完全に覆うかなど、使い勝手も考慮して簡単な設計図(手書きで十分です)を作成します。タンク上部の給水管など、メンテナンスのために開閉できる部分を設けるのがおすすめです。
  2. 材料のカット: 設計図に基づいて、必要なサイズの木材をカットします。薄い板材であればカッターナイフでもカット可能ですが、厚みがある場合はのこぎりを使用します。ホームセンターで採寸通りにカットしてもらうと、自宅での作業が格段に楽になります。
  3. 組み立て: カットした木材を組み合わせてカバーの形を作ります。簡単なコの字型や箱型であれば、ネジや木工用ボンドで固定します。開閉部分には蝶番を取り付けます。組み立て前に一度仮組みをして、サイズや収まりを確認すると失敗を防げます。
  4. 研磨と塗装: 組み立てたカバーの表面をサンドペーパーで滑らかに研磨します。特に切り口や角を丁寧に磨くと、仕上がりが美しくなります。その後、ホコリをしっかり拭き取り、塗料で着色します。水回りであるトイレに使用するため、防カビ・防水性のある塗料を選ぶことが重要です。塗料がしっかり乾いたら、必要に応じて重ね塗りをします。
  5. 設置: 塗料が完全に乾燥したら、完成したカバーをトイレタンクに被せるように設置します。既存の壁や床に固定する必要がない、置くだけの構造にすると、賃貸でも安心して挑戦できます。

初心者でも取り組みやすかったポイント・工夫

苦労した点

トイレの形状や配管は家庭によって異なるため、正確な採寸と、それに基づいたカットが最も重要な工程でした。少しのずれが後々影響するため、ここは特に時間をかけて慎重に行いました。また、狭いトイレ空間での組み立て作業は、想像以上に大変なこともありました。

After:スッキリ隠れておしゃれな空間に

DIYで完成したタンクカバーを設置した結果、トイレ空間は劇的に変化しました。むき出しだったタンクや配管が隠れたことで、生活感が一掃され、とてもスッキリとした印象になりました。

カバーの上には、小さな植物やディフューザー、お気に入りの雑貨などを飾れるようになり、殺風景だった空間がおしゃれなディスプレイコーナーに生まれ変わりました。タンクの凹凸がなくなったことで、掃除も格段に楽になりました。

見た目が良くなっただけでなく、トイレに入るたびに気分が明るくなり、居心地の良い空間になったと感じています。

まとめ:身近な場所からDIYの楽しさを体験

今回のトイレタンクカバーDIYは、比較的少ない材料と簡単な工程で、空間の印象を大きく変えることができる良い事例です。採寸やカットなど、DIYの基本的な作業を体験しながら、実用的なアイテムを作り出すことができます。

「DIYに挑戦してみたいけれど、何から始めて良いか分からない」「失敗が怖い」と感じている方も、まずはこういった小さなスペースから始めてみてはいかがでしょうか。身近な場所を少しずつ変化させることで、DIYの楽しさや達成感をきっと感じられるはずです。この事例が、皆さんのDIYへの一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。